「共」に「生」きる。 in 阿蘇

無明海            宮本誠一

  Ⅰ なんさま たまがった 纜ばむすんでな 船から降りて沖ば見っどが そぎゃんしたら 貝が山んごつ 有明海の干潟ん あっちにもこっちにもあるじゃなかな 普賢岳と重なって 石炭より真っ黒で 艶光りしとっとたい […]

朝日もしっかり昇ってきてくれてます。お客様からいただいた代金を一枚一枚分けながらケースにしまっていくのも、大切な仕事です。

影踏み            貴田雄介

  影は黒いと誰が決めたのか 黒を黒だと誰が決めたのか 若い時の苦労は買ってでもしろと 口喧しく 若者を指弾した老人の言う苦労とは 戦争のことか そんな苦労なら死んでもごめんだ 売国奴と罵られ 非国民と住処を追 […]