「共」に「生」きる。 in 阿蘇

『伝言』・その五

  五 「不思議ね。私たちも十ニ違うだなんて」  五歳ほど上と思った奈美は、彼より一回り多く、三十八歳だった。宗治も三十三のとき四十五歳の明子と出会っている。  マンション九階の奈美の自宅兼職場は、ときおりベランダに鳩が […]

『伝言』・その六

 六  杉ばかりと思っている土手も、一歩上がると下草がはびこり、年を越し一段と勢いが衰えたとは言え、刺のある蔦や茎の枝がズボンや靴下の布地に絡み、まとわりついてきた。それでも枯れたものは踏みしだくと心地いい音をたて折れ曲 […]

『伝言』・その七

    七  山小屋へいっしょに行ってほしい。 脩一は、メモ用紙に書いて、奈美へ渡した。 「これから……、もちろん、いいけど……どうして」  それには脩一は答えず、ただ黙って奈美の顔を凝視した。そこから小屋までスムーズに […]

仙酔峡の火山岩石の自然のプールに行ってきました。

今年も、夢屋のメンバーや阿蘇を訪れた人を連れてこようと、下見ついでに泳いで帰りました。大自然の中に、カルキの入っていない天然水のプールがほかにだれもいなくて貸し切り状態でした。 こんなすてきな場所があるのに、最近はだれも […]

2008・7/20 NHK熊本放送ディレクターのササキさんが二度目の訪問をされました。

  旧「夢屋」を見学され、いろいろインタビューされて帰られました。熱い中、たいへんおつかれさまでした。  またまた、こんなありがたいメールをいただきました。ありがとうございました。 宮本様 おはようございます。 先日の取 […]