○月○日木曜 昨日、一日帰らなかった息子を私は捜しにいった。これまで帰らないにしても、せいぜい日が暮れるまでには姿を見せていた息子が、初めて一日どこかへ消えてしまった。私は、知らぬうちに安堵感を覚えていた。これでしば […]