「共」に「生」きる。 in 阿蘇

『塔』・その5

              木村の手記  独房は、少しずつ監督の目が揺るやかになってきていた。戦況が、今、どう変わってきているのか、ここに連れてこられてから、判断ができにくくなっているが、そのような僅かの変化でどうにか見 […]