「共」に「生」きる。 in 阿蘇

『ダスト・イマージュ』/その七

 「さっきは、ごめんなさい」  声は、既にいつもと変わらぬものに治まっているようだった。ただ、髪が乱れたふうに無造作に縦に流され、顔色が明りのせいか艶立ったものが感じ取れず、今まで寝てたにしろ起きてたにしろ、躰の調子自体 […]