「共」に「生」きる。 in 阿蘇

児童文学者、丘修三さんから励ましのメッセージをいただきました。ありがとうございました。

ミヤさんこと宮本誠一さんは熊本の阿蘇で障害者と共にパンを焼いている作業所の代表です。仕事が終わると小説を書いています。
ミヤさん、「トライトーン」(短編集)拝見しました。
なかなかのものです。
熊本で拝見した児童文学より、こちらの方が断じて良い。
あなたの思いが思いっきり出ています。
三つの短編のうち、私は最後の作品「水色の川」が一番作品としての完成度が高いように思いました。
最近作の「トライトーン」も三人の登場人物のトーンが三人三様でなかなか面白かったが、ちょっと創りすぎましたかね。
跡部なる人物が自宅へ尋ねてくるくだりなど、いったい何が始まるのか、この人物は何者か、ミステリアスな展開で読ませました。
施設を切り盛りしながら、之だけの作品を書くというのは並々ならぬ努力だろうと思います。
しかも、一級のレベルです。
こういう作品世界は一般の人に目に付きにくいけれど、一般の人に読んでもらいたい。
あなたはこの道でいきなさい。
力量十分です。期待していますよ。
この欄をご覧になっている方へのご案内。
宮本誠一「トライトーン」お奨めします。
熊本県阿蘇市一ノ宮宮地1950 作業所「夢屋」電話0967-22-3372 へ問い合わせください。
2007/6/28 10:41


丘修三さんは、児童文学の名作『ぼくのお姉さん』を書かれた熊本県出身の作家です。

遠く離れた場所から、敬愛する作家丘修三さんから、こんなメッセージをいただけるなんて、ほんとうにうれしいかぎりです。
これからも、自分なりに、日々、努力していきたいと思います。

2 Comments

  1. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー

    第1位炎のゴブレット第2位アズカバンの囚人第3位秘密の部屋第4位賢者の石第5位謎の王子第6位第7位不死鳥の騎士団この不死鳥の騎士団だけ他の作品の質が全然違う。全然J.Kローリングらしくない文体だった。作者はもう一度練り直し、作り直す必要があると思う。とにかく自分が嫌いだからといってアンブリ

    コメント by 児童文学を攻める — 2007年9月30日 @ 6:08 AM

  2. 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セ

    「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)・「風に舞いあがるビニールシート」森絵都・箱のなかの海・[Book]キノの旅・結婚式は大騒ぎ!―コラリーとフェリックスのハネムーン・ミステリー …・『うそつきの天才』・この道が何処に続くかなんて 知りもしないのに・お薦めの本

    コメント by 児童文学を攻める — 2008年2月28日 @ 6:41 AM

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