「共」に「生」きる。 in 阿蘇

2011・『夢屋だより』春号より~ちょっと耳よりコーナー・第18回目で~す。

<ちょっと耳よりコーナー・ご紹介コーナー>~第18回目~

今回は、内牧で『阿蘇動物病院』を営んでおられる「ツネさん」こと、小嶋維男さんです。

Q:現在の病院を開くきっかけは、いつどんなことだったのでしょうか。

A:昭和53年(1978)、私が28歳のとき、両親が住んでいる自分の育った阿蘇に、医療を介して少しでも役に立てたらという思いで、今の場所につくり、今年33年目になります。 

 

Q:お仕事で苦労されている点、またやりがいのある点はどんなことですか。

A:飼い主さんの言うことも、僕の言うこともなかなか聞いてくれずに治療に協力してくれない動物には苦労します。病気や怪我がなおり、「先生ありがとう」と自分が必要とされたことを感じた時、やりがいを感じます。 

 

Q:これからの阿蘇市にどんなことを期待されますか。

A:いつ「障がい」を持ったり、寝たきりになっても安心して暮らせる、人にやさしい自然豊かな音楽の似合う市であってほしいです。 

 

Q:最後に、僭越ですが、「夢屋」に一言、お願いいたします。

A:動物病院のそばに「元気パン」というおいしいパン屋さんがありますが、まさに皆さんに毎週届けていただくパンが「元気パン」で、身体には食料を、心には「元気」をいただいています。これからも米粉パンとかいろんなパン作りにチャレンジして、地域に根差した「夢屋」であってほしいです。 

 

編集長の竹原とは同級生の「ツネちゃん」、小学校のときはあまり目立たないやさしい子どもだったように記憶しているそうですが、今は、すごく活動的。自然を守る活動、文化の香りのするところ、そして人権を考える人たちの場所などには神出鬼没。にこやかに現れ、あたたかな輪をつくって帰られます。とくに音楽をこよなく愛し、すばらしいアーティストを引っ張って来て、私たちを楽しませてくれます。「そう言えば、最近、楼門コンサートないなあ……、さみしいなあ、ツネちゃん、たのむよ」とは竹原のつぶやき………。

コメントはまだありません

TrackBack URL

Leave a comment