「共」に「生」きる。 in 阿蘇

2011・『夢屋だより』春号より~メンバーの見た風景・その2~

     *≪2010年から2011年にかけて、バタバタな年末年始≫*  (@_@;)

                                                    *中島地利世*

私の家は《市営住宅》なんですが、市役所から「年末までに火災報知機を取り付けるからお宅にもお邪魔させて頂きます。」という知らせがあり、今年の大掃除はいつも以上に張り切ってキレイに掃除しました。終わって、担当の人を待っている間、見落としがないか少し緊張してしまいしたが、でも掃除したおかげで、今まで物置だった部屋が一つ空いて、自分専用の部屋が出来ました。誰にも邪魔されない落ち着く空間ができて、とてもリラックス出来ています。

そんな中…去年、兄と一番下の妹が引っ越して行き、今、家では母とすぐ下の妹と3人だけで生活していて「寂しい正月を迎えない為に」と母の提案で、その人数で初めて家族の(女ばっかりで気楽な)忘年会をしました。滅多に食べれない鍋料理(笑)を準備する作業中も、出来上がった鍋料理を囲み仲良く箸を突き合う時もワイワイ賑やかで…あまりお酒を飲まない妹も珍しく飲んで、久々に母と3人で、お互いの仕事内容やTVの話題まで話の尽きない楽しい一時でした。

お正月が明けて今度は、いつも意見がバラバラだった家族が皆で揃って初詣に行きました。長年、同じ家に一緒に住んでいながらこれも初めての事で、「なかなか珍しい家族だな…他の家もそんなもんかな?」と一人、苦笑いしていました。(笑)せっかく近くにあるので、場所は「阿蘇神社」にしたまでは良かったのですが…普段から観光の方や地元の方で大人気な場所は、正月が明けて一週間が過ぎてもまだお参りの方が多く、人混みが苦手な母は、小さな悲鳴をあげていました。

お参りの後、『幸運おみくじ』というのがあって「それを引いてみよう」という話になって、皆でを買うと何と…私だけ《大凶》が当たってしまいました。動揺を隠しきれない私を見て、皆が「いや~、逆に珍しい!!」とか「ある意味、貴重ね!」と慰め?の言葉をかけてくれていました。気を取り直して木に結びつけようと、おみくじの紙を折りたたんでキュッと引っ張った時、紙の端で指をザックリ切ってしまい「早速、やらかした…」と凹へこんでしまいました。

それを見ていた神社の人が「今、大凶の運は消えましたから…今年はもう大丈夫」と言って下さって「神社の人が言うんだから間違いない!?」と単純な私は、次のお参りはもちろん《縁結びの松》を周る事。(笑)意気込んで歩くと、観光の人に笑われてしまいました。「せのび石」という場所があって、そこで身長を測ると少し伸びている気がして「オオッ」とリアクションとると「いやっ…気のせいだから!」とツッコミが飛んできました。(笑)最後はやっぱりここ、阿蘇神社で一番人気の「願かけの石」でお参りしました。

家族の健康はもちろんの事、【夢屋】の皆の幸せもしっかり祈って来たので大丈夫なはず!?  正月の話だけでざっと…最後になってしまいましたが、私は今年も変わらずに、亀の様に首を出したり引っ込めたりしながらゆっくりゆっくり頑張って進んで行けたらと思います。

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