「共」に「生」きる。 in 阿蘇

『夢屋だより』秋暑号(145号)からの文章です。

『夢屋だより』秋暑号(145号)からの文章です。

残暑のお見舞いと初秋のご挨拶をさせていただきます。

2025.8.15 作業所「夢屋」代表 宮本誠一 

ときおり涼風も吹く時候となりましたが、まだまだ残暑はこれから。皆様体調など大丈夫でしょうか。くれぐれもお気をつけください。今号の「夢屋だより」は二十年以上、講師として呼んで頂いている学校教職員を対象とした人権・同和教育研修会の感想を多く掲載させて頂きました。メンバーも元担任の先生との再会や自分の言葉で発表できたこともあり、充実し楽しかったようです。改めまして参加下さった職員並び関係者の皆様へ厚く御礼申し上げます。

今回は夢屋でのメンバーの活動やあらかじめ保護者にアンケートした上での家庭での様子を中心に発表したため、感想内容もそれに即したものが多かったのですが、やはり31年運営できた最たる原動力は、まずはパンをお買い下さるお客様、見守って下さる地域の皆様、そして行政関係者のご理解とご支援あってのことです。本当に心より感謝申し上げる次第です。 

 また今年は戦後80年になります。年々戦争体験者が減っていく中、各地域で次世代へ記憶をどう受け継いでいくかの試みがされているようです。1944年8月4日に本土決戦に備え「国民総武装」が閣議決定されていますが、一昨年他界した私の母は昭和9年生まれでまさしく国民学校世代です。よく竹槍訓練をしている生徒たちのビデオがテレビで流されますが、「落下傘で降りた瞬間がふらつくから、その時を狙って突くよう言われた」と話していました。また荒尾市は石炭の鉱山があったため激しい空襲もされており、ときおり敵機が郊外の田園地や海岸をまるで遊びのように機銃掃射にきたそうです。操縦士の顔まで見えたそうで母は急いで畑にあった肥溜めに飛び込んだと言ってました。死の恐怖に比べれば糞尿まみれになることなどどうでもよかったはずです。かりにもしそのとき一瞬の躊躇があり、弾が命中していたら今の私の存在はなかったことになります。  

では7月から8月の行事(予定も含む)をご報告させていただきます。

7/23阿蘇市学校人権・同和教育部会課題別『共生』研修会に講師として招聘される。7/26池邉美早の誕生日。高校の元担任の先生の招待でオルモ・コッピアで会食。夢屋からも祝福。 8/1現代詩人会投稿で宮本『蝦蛄』佳作 8/17熊本県少年少女・児童合唱祭(阿蘇が順番担当ですがホールがないため大津町文化ホールで)8/19江藤太陽さんの誕生日祝福。8/23「大阿蘇火の山まつり」で阿蘇少年少女合唱団の歌の披露(団員募集中とのことです) 8/28山内裕子さんの誕生日祝福。

人権・同和研修では、夢屋のことをご存じない教職員の方も多く、立ち上げた青年が亡くなってからでも四半世紀、歳月の流れを感じた次第ですが、盲導犬とその生活に関して初めて知った方も意外に多くいらっしゃったことは、まだまだ当事者の暮らしとに距離があることを実感させられました。最後に下村さんの研修の感想でしめくくらせていただきたいと思います。

「家が近所で、これまで盲導犬との散歩を見かけたときも素通りしてましたが、これからはご挨拶しますと言って下さったのがうれしかったです。足音だけが近づき、狭い歩道上でかすめて過ぎられたり、盲導犬のことを小声で囁き合って行かれる方々も多いですが、そこに『ちょっとすいませんね』とか『こんにちは』の一言があれば相手の位置も確かめられ、心もホッとします。障がい者と健常者に限らず人と人の『出会』や『共生』もまずはそこからではないでしょうか」     

 

〇7/23の阿蘇市学校人権・同和教育部会課題別『共生』の研修会には96名の参加がありました。貴重な感想を頂戴しましたので抜粋し載せさせていただきます。心より感謝申し上げます。

●普段からの関りが(保護者との関りもふくめて)見えてくるお話の内容でした。宮本さんが〝彼らに支えられている〟〝自分の居場所でもある〟とおっしゃっていたのが印象的でした。                                       ●今日の話で自分なりに考えたことは人と人がつながりあって生きていくということです。そのために自分の素直な思いを話すことでお互いを理解していくことが大切だと思いました。        ●夢屋さんの「おたより」を拝見したことは何回もありましたが、お話を聞くのは初めてでした。立ち上げからこれまで大変なご苦労があったと思います。コミカルなやり取りでメンバーの皆さんの生の声を引き出し、生活の様子や成長ぶりが手に取るようにわかり、大きな成果をあげられていると思います。心から応援しています。                              ●夢屋さんのパンを一度購入し、素朴な味を気に入り、以来何度か購入させて頂きました。皆さんと直接お会いする機会がなかなかとれずにいましたが、本日おめにかかれ宮本さん、竹原さんの人柄やご指導、作業されている皆さんの誠実さが合わさってできる味なのだと改めて実感しました。                                       ●学校卒業後の障がい者当事者の方々の話を伺うことができ、大変貴重な経験になりました。                                      ●宮本さんが「配達に行くときに、私がついていかなくともメンバーたちで行け、対応してくださる関係になってくれるのが理想」と言われたことが強く心に残りました。「共生する」誰かがお世話するのではなく、対等に一人ひとりとして生活することが重要であり、そのことが積み重なり次の何かが少しずつできるようになっていく、そのような社会になるべきだと思います。

●目の前の子どもが困っているのを見たときに、どこまで当事者意識をもって寄り添い一緒に考え、行動に移していくことができてきただろうかと感じました。学校でも対応が難しいと感じる生徒がいますが、その生徒自身が一番困っているのではないかと思います。今回学んだことを自分の中に刻み、二学期からまた生徒と向き合っていきたいと思います。                  ●私自身、週に一回パン配達のときに夢屋の皆さんと関わる機会がありますが、毎週とても楽しみにしています。お話全体を通じて、スタッフの方がいつもメンバーの皆さんを気にかけていらっしゃることや様々な経験の場をつくることが成長につながっていることを学びました。                    ●私の親戚も施設でジャムやお菓子をつくって販売しているので色々なことが重なりながら思うところがたくさんありました。皆さん堂々とされ、自分の体験を話してくださって、宮本さんや竹原さんとの信頼関係と絆があるからこそ自分の居場所をつくれたのかなと思いました。                    ●人とのつながりを切らさないという姿が印象的でした。学校内だけでのつながりを意識していくことが多い中、子どもたちの将来について考えられていなかったなあと思いました。         ●下村さんが盲導犬の貸与を受けるまでの困難をお聞きし、それにも負けずに何度もチャレンジされ、自分で行動されていかれたことがすごいと思いました。                    ●私の担任しているクラスに支援が必要な子が数名います。その子たちとただ過ごしているだけで、どうやってつないでいくのかもっと手立てを考えることができると思いました。クラスの子どもたち一人ひとりをつないでいく取り組みをこの夏休み中に考えていきたいです。                       ●地域と学校が協力し、学校全体にもっと「共生」という考え方を広めたらいいと思いました。   ●始めるきっかけとなった青年が亡くなった後も夢屋を続けてこられておられるのを天国から喜んでいる姿が浮かびます。宮本さん、竹原さん、メンバーの皆さんを心から尊敬します。                     ●まとめで「どうにかするしかなかった」と話されていました。「どうにかしたい」と「どうにかするしかない」の違いを改めて考えました。かかわっている子どものことを「どうにかしたい」と思いながら取り組んでいる自分がいました。「したい」と「するしかない」の違いを自分に問うことの重要性を提起していただきました。                           ●これまで出会った生徒にも、一生かけても支える人が必要だと思う場面もありましたが、私には背負えず一歩引いてしまう自分にやるせなさを感じていました。宮本さんのお話を聞き、一人の教師として、また人間として整合性をどうとるかの葛藤を自分と重ね、考えさせられました。                  ●通所されている大人の方の話を聞くのが初めてだったので、とても勉強になりました。                    ●私にも発達障がいの息子がいます。将来どう自立していけるのか、不安や心配がわいてくることもありますが、夢屋の皆さんの日々の暮らしの様子や保護者の声に励まされました。        ●夢屋さんのお話を聞き、危ないとか不安だとかの理由で仕事をさせないのではなく、各自、得意不得意のある個性を見つけ、活かせる場を提供できるように取り組んでいきたいです。         ●堂々とたくさんの方々の前でお話される姿がとてもかっこいいと感じました。一人一人の一日の流れ等も詳しく知ることができ、それぞれの生活をしながら「夢屋」の活動を頑張られていることが伝わってきました。これから少しでも何かお手伝いできればと思いました。                        ●宮本さんの人と人とをつなぐことをあきらめず、行動されているところがとてもすごいと思いました。それは宮本さんが最初に夢屋を一緒に始められた青年を始め、相手のことを本気でこのままじゃいけないと想っているからだと思います。「ともに」と言葉では簡単に言えますが、相手のことを知り、苦しいことも共有し、一緒に考え、乗り越えていこうとすることは本当に大変なことだと感じました。私自身、何が出来るのか、人とどう向き合っていくか考えていきたいです。       ●メンバーの方々の話を聞き、各自、できるようになったことを自身で理解しておられ、毎日の生活に生かされていると思いました。自分自身も自分のそんな点を客観視していきたいです。     ●素敵だと思ったのは、皆さんが一生懸命に言葉をつむぎ、自分のことを語る姿です。そして宮本さんがお一人ずつ「どうして~なの?」「その理由は?」と尋ねられることで初めて伝えたかった想いや本音の部分が出てくると思いました。私自身、自分の苦手なことと向き合うのは辛いし、逃げたくなります。ですが今日の皆さんの姿を見て色眼鏡を外し、一対一の「人」として素敵な部分を認めあえる人になりたいと思いました。                          ●通所者の方の生の声を聞くことができ夢屋での毎日の様子が目に浮かびました。宮本さんの優しさ、熱心さ、継続する気持ちなどはどこから湧いてくるのかと思い、その源は皆さんへの「愛」なんだろうなと思いました。学校でも個性を生かしながら、協力し合い、譲り合い、声を掛け合い少しでも相手の気持ちに思いを馳せられる集団づくりができるといいなと思いました。           ●これからは行動を表面でなく深くとらえ、共に生きる場を生徒と一緒につくっていきたいです。                ●皆さんが自分の言葉で一生懸命思いを伝えたり発表されている姿が、幼いころずっと一緒に遊んでくれていた障がい者であった叔父の面影と重なり、胸が熱く、そして温かくなりました。             ●今日、初めて夢屋の皆さんのお話を聞くことができ、それぞれの家庭、日常の背景があり、それを乗り越えたり向き合っておられる姿に、私自身が今日から生きていく活力になりました。            ●人と地域、何より人と人をつなげる取り組みに心から感動しました。私のモットーである「できることをできるだけ」の精神で私自身やっていこうと思います。                  ●かつて情緒学級で担任した教え子が高校時に自死しました。生きる場所を失い辛い思いを強いてくる現実があります。夢屋の皆さんの生き生きした表情を見ながらお互い分かり合える関係を目指し、子どもたちと向き合い、そんな現実を変えていく責任があると強く感じました。                     ●すごいことや特別なことをして「ともに生きている」のでなく自分のためにもそれを選び生きていること、それが本当の意味で「ともに」なのだと思いました。きれいごとじゃないですよね。    ●いつも夢屋さんのパンを買っていますが、皆さんがつくっているとは全く知りませんでした。おいしいパンをいただき、仕事の元気をもらっています。卒業後の教え子たちがどう暮らしているか、なかなか知るために動くのは難しいですが自分なりにやっていきたいです。                          ●最後に宮本さんが「果たしてこれでよかったのかと、いつも葛藤している」と言われたのを聞いて、社会の差別と向き合いたたかい生きることの意味を考えさせられました。            ●子どもがどんな気持ちでいるのか、もっともっと心の内を知ってかかわろうと思いました。                   ●下村さんの盲導犬と暮らすまでのご苦労は知らないことばかりで、驚かされました。                    ●私が小学生の頃に出会った夢屋、美味しいクルミパン、その背景に人が生きる厳しさや喜びがあることに気づかされました。母が買ってきていたパンに「生きる」が含まれていることを知りました。これからもたくさんの人の口に入ってほしいです。                   ●今年度より赴任しましたので「夢屋」という団体があること自体、初めて知りました。利用者の方がどのように生活されているか、「夢屋」ができたきっかけなど深く心に刺さりました。どなたも自分の言葉で思いや生活について語っておられ「生きる力」を感じたことが印象的でした。                ●盲導犬を初めて見ました。盲導犬を利用するまでのご苦労や盲導犬の日常について知らなかったことも多く、「何となくはわかるが詳しい実態は知らない」ことだらけだったので、教員だけでなく生徒にも知ってほしいし、それが差別をなくすことにもつながると思いました。                      ●宮本さんがご自分のことを話されましたが、自分のことからのスタートだなと改めて考えさせられました。私にとって人権同和教育は「差別心がある自分をどうにか変えたい」という思いがスタートです。やっぱり「自分から」というのを大切にしたいなと改めて思いました。                      ●障がいがある人もない人も地元で胸を張って生きられる社会をつくっていくためには学校の果たす役割は大きいと感じています。子どもの頃からの交流がこれからの社会を変えていくことにつながると信じて、学校現場で一歩ずつ取り組んでいきたいと思います。                            ●メンバーの方々が楽しそうに話されているのが印象的でした。仕事をされているとき、休日の過ごし方もとても充実されていて自分の居場所がここにあるという感じで話されていたと思います。   ●メンバーの方の小学校の時の担任です。昨年も夢屋さんの話をお聞きし、久しぶりに再会でき教え子の元気な姿をみることができ、とてもうれしかったです。この一年間でまた大きく立派に成長感心しました。私も生徒たちと真正面から向き合っていこうと思います。                ●「夢屋」という場所が、希望を与えたり人生を支えるよりどころになっていて素晴らしいなあと感じました。宮本さんとメンバーの方とのやりとりが深め合おうとしているのだなと思いました。

●メンバーの方の働いているときの様子や休日の過ごし方などより身近に感じることができました。携わった児童が将来困らないよう力をつけていくことが大事なのだなと強く思いました。

●障がいのあるなし関係なく皆で生きていくことが大切であると改めて考えさせられました。自分の学級でも多くの子ども同士をつないでいくことをもっとしなければならないと思いました。

●印象に残ったのは「地域で生きる障がい者はまだまだ少ないし、それは厳しさの裏返しでもある。だからこそもっと彼らと出会ったときは言葉をかけたりしてつながってほしい」という宮本さんの言葉です。私自身、これまで教員人生の中で何人もの障がいをもった子どもたちに出会ったはずなのですが、その子どもたちが現在どこでどんなことをして生きているのかよく知りません。その「知らない」ということにハッとさせられました。生まれ育った地域を遠く離れていくしかない現状があるのかと思うとつらいですが、私自身もっと関心をもっていきたいと思いました。        ●一人一人の方が抱えた背景は違えど、一生懸命生き生きと自分の姿を語る様子がとても印象的でした。それはこれまで夢屋さんとのかかわりの中で築いてきた〝あたたかさ〟あってのことだと思いました。事実、保護者さんへのアンケートではたくさんの前向きな言葉で感謝がつづられており、読んでいるだけでとても心あたたまる思いになりました。子どもの未来にかかわる職に就く身として、改めて自分自身の人への接し方をふりかえっていきたいと強く感じました。                     ●去年、最終学年を担任しましたが、卒業させこれで終わったと思うのではなく、卒業後もその子の人生に、もし必要なことがあれば少しでもかかわっていけるようになりたいと思いました。     ●「当事者が直接話すことが『共生』の第一歩」という言葉が心に残っています。私たちが想像するだけでなく、直接言葉をかわすことでしかわからないことが多くあると改めて思いました。      ●一人ひとりを尊重し、かかわっておられることが伝わりました。皆さんが長年つづけておられることからもスタッフの方々のこれまでの根気強いかかわりがわかります。高校では就職を決める場面に直面します。これまで以上に生徒一人ひとりと向き合いかかわっていきたいと思いました。                ●私にも障がいのある身内がいますが、周囲の支援あってこその生活です。人とのつながりがあってようやく安心して生きられるものだと感じています。当事者も支援者も誰一人苦しまないように活動されている宮本さんがいらっしゃることはとても心強いことと思います。障害の有無にかかわらずともに暮らしていける環境が今後ますます整っていくことを願っています。             ●地元の小中学校を卒業した障がいをもった生徒が、その地域で仕事や生活をし、自立に向けて生きていく場所をつくっていることに本当に敬意をもちました。私はまだ一年目の教員ですが「共生」について考えながら日々の仕事に取り組んでいきたいです。                    ●お一人お一人が自分らしく生きておられるなあと、そのことがしっかり伝わってきました。                  ●教師として多様性のある教育現場の中でどのように「共生」していくかだけでなく、一人の人間として自分に何ができるかという視点を常に持ち続けながら障がいのある人々も生活しやすい社会の実現に向け尽力していければと思いました。                       ●初めて成人された当事者の話を聞きました。自分が関わった子たちの姿が重なってきました。                        ●交流学習でパン作りを児童生徒さんとやるとき、先生役として「教える」=「喜び」という思いや、自分が必要とされていることの充実感があり、そのことがとても意味あることがわかりました。これは高校でも同じで「中学生の農業体験」のとき、先生役として生徒が教えているので、これからもこのような体験を大事にしていきたいです。またパン作りだけでなくそれを配達したりすることで地域での存在感があることが生きる目的とか生活の目標になるのかなとも感じました。目標や夢を生徒一人一人に持ってもらえればと思いますが、各自、背景には家族の存在もあるので、その部分も含めて注視して見守っていきたいと思いました。                         ●私の教え子もメンバーの一人です。昨年に続き「共生の教育」を選択させていただきました。今年も再会でき、生活の一部を知ることができて嬉しく思います。宮本さんを始め、スタッフの方々のおかげでその子の生活があるのだと思います。この阿蘇に夢屋があり、居場所があるのだと感心し、心から感謝しております。このような発表の場をつくっていただきありがとうございました。                            ●初めて夢屋さんの話を聞きました。日頃、学校で困り感を持っている生徒たちと接したり、また特別支援学校で短期間実習をしたりしたことがありますが、社会とどうつながっていくか、学校を出た後の出口はどこかというのがとても難しく感じています。夢屋で働いている方々が自分たちの個性を生かし伸び伸びと活動されている様子やスタッフの方々と家族のような和やかな雰囲気の良好な関係性を今回垣間見ることができ、まさしくこれが「共生」なのだなと思いました。                 ●宮本さんが「夢屋」を始められたきっかけとなった発達障害がいの青年と母親の追い詰められた出来事はショックが大きく、当時どれほど悩まれ相当の覚悟で始められたかが伝わってきました。   ●夢屋さんで働いておられる方々の一日の暮らしの様子をご本人の声でご紹介いただき、今まで以上に夢屋さんのことを理解できたかなあとちょっと満足感を持つことができました。講和の中でも話された「地域の中でともに生きていることを互いに感じること」。本当にそうあってほしい、それがとっても大事であることを〝共感〟をもって考えました。ともにがんばっていきましょう!                              ●「夢屋」を立ち上げられたことをすごいと思うだけでなく、私もこれから生徒一人ひとりに真摯に向き合い、対話を通して「共生」の大切さを学校教育の中で伝えていきたいと思います。                               ●盲導犬のお話も聞くことができ、貴重な経験となりました。私にはわからない生活や想いがあり、ご苦労が多い中にも生活を盲導犬がサポートし成立っていくことがすばらしいと感じました。         ●メンバーの方が自分の意志で選び、決める生活をされていると感じました。自己選択や決定をできる環境はどの地域でも場所でもなかなかないと思います。自己紹介では自分の役割を堂々と話され、「社会の中での自分の役割」を実感されていることが伝わってきました。                        ●支援学校で5年間の勤務経験があり、障がいのある人たちの生きにくさを近くで見てきました。長い間支えられることは大変だと思いますが、優しい社会が広がっていくことを期待します。宮本さんが会話される際、肯定的な声かけも大変参考になりました。                   ●「共生」というと先回りの支援になりがちですが「まずは本人が試みる」大切がわかりました。                 ●教育とは人の命と向き合う仕事だと気づくことができました。子どもたち一人ひとりには家族を含め様々な背景があり、その受け皿をつくられてきた夢屋の営みは尊いことだと思いました。    ●メンバーの方がつくったパンを食べたいと思いました。春牧農場にもぜひ配達お願いします。   ●当時者の方の意思を尊重しながら補足が必要なときはさりげなくフォローされるなど、伴走者としての姿を具現化されているように感じました。「共生社会」の実現が広く言われますが、現在の自分の立場で何ができるか、子どもたちをどのように育てているかを考えたいと思いました。                 ●夢屋スタート時の青年の唾吐きが半年後に止まったことで〝唾吐き〟は〝かさぶた〟だったというお話で〝かさぶた〟は傷をふさぐ大事な役割があるので、唾吐きで守っていたことが想像できます。不信感が安心感に変わって『居場所』ができていったんだろうと思いました。                       ●メンバーお二人の高等部と中等部時代を知っている身として、二人がすこやかに成長され地域の中で自分らしく生きておられる姿を見て、本当にうれしく思いました。                ●皆さんが生き生きと自信をもって話されている様子が素敵だと思いました。学校では1年~2年くらいかかわるしかない担任として、改めて何を目指していくべきかを考えることができました。   ●メンバーお二人の小さいころを知っているため、今日の二人を見て、成長した姿を見ることができ、本当にありがとうございますと宮本さんや竹原さんを始めスタッフの方々に言いたいです。    ●これまで特別支援学校に勤務していましたが、今日の話をお聞きし、子どもたちだけでなく私自身も生かされていたんだと感じることができました。正直、これまで私は教師である立場で子どもたちを教育し、助けているんだと思っていました。そのことを一番反省し、また考えさせられました。また、メンバーのお一人をかつて学校現場で支援していて、その成長に驚き、感動しました。                            ●中学生の頃、障がい者施設に体験に行ったことがありましたが、その際に深くお話を聞くことができなかったため、今回夢屋さんの講話があり、当時者の方の話も直接聞くことができ、とてもよい経験になりました。皆さんがニコニコしてお話されている姿がとても印象に残っています。                  ●一人ひとり役割が与えられ成長を実感できる場所があることは素晴らしいと思いました。                   ●先日、校内の取り組みの打ち合わせで宮本さんとお話させていただきました。そのときは夢屋さんでされていることを笑顔を交え楽しそうに話されていた印象がありました。今日、夢屋さんを始めるきっかけや当時からこれまで継続してなさってきていることをお聞きし、より自分や生徒がかかわってみたいと思いました。それは様々な人と関わることで自分のたちの生き方にもプラスになると思ったからです。これからもどうかよろしくお願いいたします。                           ●メンバーの方々のスケジュールも把握された上で自立を目指すという強い姿勢が感じられました。なんでもそうですがまずは一日をどう過ごすか、その管理を自分でできることはとても大切だと思います。すべて計画通りにならなくても、おおまかな基準をもうけることで反省とか課題も見つけることができ、その積み重ねが次の一歩へ踏み出すきっかけにもなると思うからです。私自身、もう一度自分の行動を見つめなおし、残り僅かな教職人生につなげていきたいです。                   ●夢屋での活動を通し、通所されている方だけでなく、その家族の方も一緒に一歩を踏み出されていることをお聞きし、素晴らしいなあと思いました。 ●最後の感想の時間に宮本さんが涙ながらに話されたことが心に残っています。私も今、担任しているクラスで大変な状況がありますが、とにかく自分にできることをやっていくしかないと、今日、ここで考えを新たにしました。本日は本当にありがとうございました。                          ●夢屋を一緒につくった青年に会ったことはなくても、皆さんが偲ぶことができたと思います。『夢屋だより』秋暑号(145号)からの文章です。

 

 

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