「共」に「生」きる。 in 阿蘇

内田良介氏の詩集『ギフト』(土曜美術社出版社販売)の熊日文学賞受賞、おめでとうございます。

先日の1/31の熊日朝刊にて熊日文学賞の本選会が開かれ、内田良介氏の詩集『ギフト』(土曜美術社出版社販売)の受賞の報が載っていました。内田氏に心より祝意を申し上げたいと思います。本当におめでとうございます。
 さて私は2023年、熊日文学賞に対して次のような意見を夢屋のHPやSNSで述べさせていただきました。
「既に高い高いハードルをクリアし、全国のプロという<枠>の文学世界で評価を下されている作品が候補として上がり、私ごとき素人が予想しても、やっぱりその予想を裏切ることなくその通りになってしまうことで《出来レース》に近いものともとらえられかねない『熊日文学賞』の〝在り方〟をそろそろ見直した方がいい時期にきているのではないか」
しかし今年度はこの考えを大いに覆して下さる素晴らしい結果ではなかったかと思います。
受賞記事の横の『人』欄に内田氏のプロフィールや作品への思いとともにご本人の言葉が載っています。
「『熊日文学賞には縁がないと思っていた。たくさんのジャンルがある中で、目立たない詩が選ばれたことがうれしいし、自信が出てきた』これまでに詩集4回、ノンフィクションで1回、熊日文学賞の本選に残り、受賞を逃していた。〝6度目の正直〟に喜びをかみしめた」と。
内田氏はもっと早くに受賞されていてもおかしくなかったと思うのは私だけでしょうか。そして、この言葉は、熊本という地域であり地元に長く足をつけながら、在野の場所から一市民の生活の営み中で、一人の〈労働者〉として汗をながしつつ、「文学」から紡がれる「表現の力」を拠り所に書き続けてこられた重いものであり、同じ境地におられる方々にもまたエネルギーを頂けるものであると思います。
私もまた、今回の内田氏の受賞に大いに励まされた一人です。
改めましてご本人への祝福とともに、選考委員の炯眼、そして関係者の方々の労に敬意を表す次第です。
6人、、「金曜日 弁抹 Lo 第き 8種现物配可) 熊日文学賞 ミ 内田さん詩集「ギフト」 ひと 「平易な言葉に普通性」 内君 田だ 良 介吉 。 左側手前から) 松下純一部の寄運考 小野宏明》 0 30日、 ENA」というテキストのイラストのようです

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