「共」に「生」きる。 in 阿蘇

右田洋一郎氏から、拙作、叙事詩『森のカノン』の感想をいただきました。

未熟な作品を読了して下さった上に、身に余るお言葉、本当に心より感謝申し上げる次第です。
(掲載に当たっては、ご本人の承諾を得ております。快諾、ありがとうございました)

宮本誠一様
叙事詩『森のカノン』拝読させて頂きました。
読み進むにつれ、一族の深淵が礫のような言葉で胸に迫まり、時に苦しくなって、中断しながらの読了となりました。
まず、私が惹かれたのが、カノンとツァラツストラがバックボーンに感じられた点です。
私もカノンは大好きな音楽ですし、ニーチェの超人思想に大学時代強く魅せられていました。
加えて介護問題。
こうなると、もう人ごとではなく私自身のこととして、作品を読みました。と言いますのも私も一時期、両親と妻三人の介護に追われていた経験があります。
両親、妻とも既に鬼籍に入っていますが、12年間の闘病生活の末亡くなった妻のことは、未だに夢にみます。
第一章「侵食」から第十七章「開花」まで叩きつけるような筆致で綴られた詩群は、抉るような鋭さを読む者に与え、同じテンポが続く所に文字で作られた文様を配置するなど工夫が凝らされており、圧倒的な迫力でした。
終わりになりましたが、今後のますますのご健筆を心より祈念いたします。
本当に、ありがとうございました。

9月23日  右田洋一郎

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