「共」に「生」きる。 in 阿蘇

『プレート』(部落解放文学賞)の感想をいただきました。ありがとうございました。

17年前、熊日情報文化センターから『トライトーン』という小説集を出版した際、大変お世話になりました入江智之さんから、「プレート」(部落解放文学賞)の感想をいただきました。ありがとうございました。

◯遅ればせながら「プレート」拝読させていただきました。 さまざまな局面での葛藤が包み隠さず書かれていて、大変読みごたえがあり、考えさせられました。 私もしばらく認知症介護に携わっていましたが、家族を見ていて「自己中心的だな」と思うこともしばしばありました。かと言って自分はどうなのかと問われれば、やはり自分が一番だと思いますし、そこから逃れることはできないような気もしています。 また状況や時間によって変化していく家族の心情もよく分かりました。 「できれば介護したくない」のが正直なところなのでしょうが、それをなんとか他の感情で支えておられる家族の苦労は大変なものがあるのだろうと思います。 「共生」の難しさをあらためて考えさせられて、とても刺激になりました。 すばらしい作品をありがとうございました。(入江智之)


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