「共」に「生」きる。 in 阿蘇

2010・「夢屋だより秋号」からの文章です。

皆様のお力でこの夏も、なんとか乗り切ることができました。 

地域活動支援センター「夢屋」代表 宮本 誠一

今年の夏は記録的な猛暑でしたが、皆様の体調はいかがだったでしょうか。阿蘇とはいえ、こちらも夏日がつづき、メンバーもそんな中、一生懸命パンづくりを始め、様々な活動をやってくれました。また、パンの配達時にいただくお客様からの労いの言葉は、いつも励みになりました。県の地域振興局にパンの配達に出かけるのですが、福祉課長の戸川さんがいつも満面の笑顔で康揮さんに「よう来たね、元気だったね」と握手され、引き出しからおやつを出して下さいます。康揮さんもそんなやりとりの中、配達先を覚えてくれているようで、夢屋を出発するときは自分から歩いて車に乗ってくれるようになりました。こういったさり気ない中にも温かな一言をどのお客様も掛けて下さり、夢屋のメンバーは、本当に幸せだなと思いますし、あらためて地域の方たちのお力に支えられ、これまでやってこれたと感謝しているところです。さて、7月から9月までの活動内容は以下のようになります。

毎夏の行事として定着してきた阿蘇市内の先生方を対象とした人権同和教育部会の研修会での発表など、一年一年の着実な歩みの大切さを実感しているところです。

7/9 美早さんのお父さんがマキ小屋をつくって下さいました。

7/27 和歌山から自転車の旅をしている女性が訪問、一緒に美早さんの誕生日祝いをしました。

7/30 蔵原さん宅で昼食会のご招待を受け、真心のこもった手料理をいただきました。

熊大養護学校の生徒さんが、坂本先生といっしょに訪ねてこられました。 

7/30,31 熊本北高校生徒と職員の皆さん(12名)が野菜ty(のなてぃー)に宿泊されました。

8/4 阿蘇市人権同和教育部会課題別研修会へ講師として招かれ、康揮さん、深雪さん、美早さん、清子さん、そしてスタッフの宮本、竹原が参加しました。

8/15 菊池恵楓園の関さんに『游人たちの歌』を謹呈してきました。お返しに「そーめん」をいただき、皆でおいしくいただきました。

8/26 九重町地域自立支援協議会実務者会議の皆さん10名が見学に来られました。

8/30 阿蘇中の生徒さん2名が職場体験の打ち合わせにきました。

9/4 阿蘇市読書感想文コンクール審査委員会に宮本が出席。

9/14~16 阿蘇中の職場体験。

9/27 中通小学校へ、パン作りと佐藤清子さんの講話の交流会へ行ってきました。 

9/29 天草郡苓北町「ひまわりの会」と福祉保健課の20名の皆さんが見学に来られます。 

今夏は、九重町や苓北町など遠方からのご訪問や、「地域の縁側事業」としての問い合わせもあり、その面でも高い評を頂いていることに襟を正す思いがしました。応対もできるだけ全メンバー、スタッフでお待ちする形を心がけ、日頃の雰囲気に近いものを伝えられればと考えています。これからも「阿蘇」の看板を大事にしながら、生き生きとした姿を大切にしていきたいと思ってます。どうかよろしくお願いいたします。

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