「共」に「生」きる。 in 阿蘇

ちょっと耳よりコーナー・N.O15 ~今回は、『伊藤商事』を経営されている伊藤博友さんにお聞きしてみました。

A:現在の会社は、いつ、どのようなきっかけで始められたのでしょうか。
Q:昭和44年8月までは、「伊藤商店」という名で、両親、兄弟で商いをしておりましたが、
親兄弟と離れなければならない事情ができましたので、独立することになりました。
会社を創るにあたって、どんな会社にするか考え、まず社会貢献できるような会社をという思いが強くありました。そのとき、これからはOA機器の時代なので、お客様がどのような物を必要とされているのかしっかり考えたとき、細やかな情報提供と時代に合った対応ができるお手伝いをする商いをと思いました。しかし独立する資金が全くなく、大変困りましたが、当時は経済成長期途上でしたので、銀行から必要な資金を借りることができました。
その後、『鉛筆からコンピューターまで、OA機器導入へのお手伝いをします』と言うキャッチフレーズで頑張ってきました。取り扱い商品は、事務機器、事務用品、文房具、ホテル用品、業務用洗剤、雑貨品などです。
A:お仕事で苦労されている点、またやりがいのある点はどんなところですか。
Q:近年は、大型店、また通販が増え、価格競争が大変です。売り上げもダウンし、利益減で
す。OA機器等、高額な商品も今の景気不況の中、各官公庁、企業も厳しい状態です。し
かしそれでも、購入していただいた商品を活用され喜んでもらったとき、薦めて本当に良
かったと感謝の気持ちで一杯になります。
A:これからの阿蘇市に、どんなことを期待されますか。
Q:企業の誘致、農業の活性化、また、阿蘇市は雄大な自然に囲まれた観光地でもありますの
で、若い人が安心して働ける場所をたくさんつくってほしいですね。
それから市会議員が多いと思うので、減らしても良いのではないでしょうか?
A:最後に、夢屋へ一言お願いします。
Q:夢屋さんのパンは皆さんの力が結集されて作られているので、しっかりしていて大
変おいしいです。ぜひこれからも頑張ってください。応援しています。
パンを配達に行った時、一見、頑固そうな中にも優しい眼差しで対応して下さる博友さん、そして奥様の公美子さんは、民生委員を務められ12年目になられます。ちょっとした相談や悩み事にもすぐに駆けつけられ、親身になって話を聞いて下さいます。夢屋のメンバーは公私ともにお世話になっている次第です。本当に感謝、感謝です。

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