「共」に「生」きる。 in 阿蘇

吉田先生、あけましておめでとうございます。そしてコメントありがとうございます。

あけましておめでとうございます。
昨年は文化祭に参加頂きありがとうございました。今年も機会があればぜひ阿蘇高校の生徒と交流をよろしくお願いします。
働く幸せを読まれたのですね。僕も昨年秋に読みました。
その後、大山さんの講演会にも伺い、感激しました。
また、大山さんの50年間の歩みを描いたテレビ番組のDVDを阿蘇高校の生徒に見せまくっています。あのような方がおられるのは私達にとって嬉しい限りだし、希望を与えてくださいます。近いうちに日本理化学工業の見学に行きたいと思っています。
では、またパンを買いにお邪魔しますね。皆様今年も元気でご活躍ください。
Posted by 吉田祐一 at 2010年01月05日 21:16


そうですね。半世紀にわたる実践…。これは生半可な姿勢ではやれないことだと思います。なにか、深い「思想」というか、思いがないと、やはり周囲の動きに負けてしまうのじゃないかと。
本にはさらりと書いてありますが、いわば、他の企業や社会の流れの「逆」を歩きつつ、労働から得られる「充足感」や「連帯感」「幸せ」などの価値観を含め、根本から問い直してこられたのですから。
さらに痛切に感じたのは、このような一企業の試みを、マスコミはこれまであまりクローズ・アップすることなくきたことへの、偏った情報のあり方です。
まず、なんでもそうでしょうが、ある実践が定着し広がるためには、幅広い層への「モデル」の提示が必要だと思います。
それは「共生」と言いつつも、けっきょくは「障害」者がたとえば同じ職場のとなりのデスクへくることを拒んでいたのは、政治政策や企業の在り方以前に、まずは「健常」な労働者ひとりひとりではなかったのか。そしてそれに乗っかる形で、マスコミはやはり連動する情報をとどけていたのではないかという反省へとつながります。
そうとらえれば、なによりも変わらなければならないのは、やはり私たちひとりひとりの意識なのでは……。と、いろいろ考えさせられた次第です。
また新しい年が始まりましたが、今年もどうかよろしくお願いいたします。

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