「共」に「生」きる。 in 阿蘇

ちょいと耳より、ご紹介コーナー~「阿蘇きぼう家」の施設長、湯浅聡子さんに聞きました。

Q:「阿蘇きぼうの家」さんは いつ、誰が、どんな目的でつくられたのでしょうか。
A:平成12年3月28日に阿蘇地域精神障がい者家族の会が、精神障がい者が同じ病気を抱えている仲間と軽作業やレクレーションを通して支えあいながら住み慣れた地域で生活が出来るようにとの思いで作業所を立ち上げられました。熊本県下には「きぼうの家」と名前のつく精神障がい者の作業所が12か所あります。平成18年10月からは自立支援法施行により夢屋さんと同じく作業所から地域活動支援センターへ移行し活動をしております。
Q: 日頃はどんな活動をされているのでしょうか。
A:現在9名の仲間といっしょに、主に内職作業をやっております。
 作業の内容は菓子箱折・化粧品のサンプル詰め・馬油詰め・袋作り・温泉セット詰めを行ております。仕事が空いてる時間を利用してグランドゴルフ・頭の体操・カラオケ・料理教室・話し方教室・手芸等を行いながら皆、仲良く楽しく一日を過ごしております。
Q: 内牧でやっていてよかったなあと思われることはどんなことでしょうか。
A:現在、活動している内牧地区は作業所を立ち上げて以来お世話になっています。全国では精神障がい者の作業所を立ち上げる時に住民反対運動が起こる地域もあると聞いていますが、内牧地区ではそのような事も苦なく、暖かく迎え入れていただいたことに感謝しております。その他にも内職作業を頂いている地元の企業様(エバメール化粧品・なかむら製菓・とり宮・おしま屋・南城苑)には本当に感謝しております。この不況の折、内職仕事を探すことが大変なのですが、企業様より声を掛けていただいた仕事ばかりで、通われているメンバーさんも仕事への意欲が高まっていることを実感いたします。
Q:これから福祉作業として運営の上での展望や「夢」をお聞かせください。
A:政権交代による自立支援法の廃止が叫ばれておりますが、障がいを抱えていても健常者と同じく,住み慣れた地域で生活がしたいというのが皆さんの願いだと考えております。作業所を立ち上げた原点を忘れず、これからは、現在の場所では狭いので少し広いところに移転し、新たな事業拡大と地域交流を目指して「きぼうの家」の名前のように障がい者と健常者が共に支えあいながら働く喜び・生きてる喜びを分かち合い、皆が「きぼう」が持てるような場所になればいいなと考えています。(チョット言い過ぎたかな・(^v^)
Q: 夢屋へ、一言お願いいたします。
A:お互い小さなセンターですが大きな所に「笑い声」は負けてはないと思います。(*^^)v
つらい時・悲しい時と色々ありますが、同じ環境の「夢屋」さんがあることで「阿蘇きぼうの家」も元気をもらって頑張れます。仲間って良いですね。今後ともよろしくお願いいたします。今年も終わりが近づきました。後少し元気に頑張りましょうね。


番外編*「湯浅さんから、メンバーへメッセージも届きました。
  ミユさん :元気に歌って皆のインフルを吹っ飛ばしてください。
  チーさん :皆のお姉さん今年もお疲れ様でした。
  コウキさん:来年もその笑顔で皆を温めてあげてください。
  タクロウさん:毎日、遠くから御苦労さまでした。
  マイさん :メッセージカードの色塗り、お疲れ様でした。
  清子さん :暑い日も寒い日もパンの配達お疲れ様でした。
  ナコさん :ナコさんを見てるだけで、ホッとできる私がいます。
        今年も癒されました。ありがとうございました。
  ミヤさん :今年も終わりますね。合言葉は、無理せず・焦らず・ボチボチで来年もいきましょ
普段の湯浅さんから(誰が見てもカンサイ系なのだ)からは想像もできないていねいなきめ細かな文章をいただき、一同びっくりしているところへ、一人ひとりにメッセージまでいただきました。
湯浅さん、今から少しイメージをかえますね(笑)
今後ともよろしくおねがいいたしま~す。

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