山内裕子様
夢屋だより(秋号)でお元気そうなようすの文章、読ませていただきました。
今年1月には、大学の授業にお話にきていただいてありがとうございました。
今、あの授業と同じように、大学1年生に授業をしています。その中で、10月29日に山内裕子さんの漫画を紹介させていただきました。
そのときの写真と感想を送ります。
写真、あまりはっきりしない写真ですみません。
感想は、漫画について書いている人の感想だけ抜き出しました。
私は山内裕子さんの漫画はとても面白いです。私は、ふだんあまり漫画を読まないです。ですから、漫画についてよく知らないし、漫画はこういうものだという思いもありません。しかし、そういう私のような人が見て、この漫画は面白いです。つまり、漫画好きの人たち以外のふつう人の心にも訴える力があると思います。
また次の漫画群ができたら見せてください。
では寒くなりますがお身体に気をつけて、ご活躍ください。
熊本大学教育学部特別支援教育学科教員 古田弘子
<学生の方の感想です>
漫画では、〝マイペースさ〟であったり、心の豊かさを感じとることができた。勝手な偏見で障がいのある人はかわいそうや大変そうであると思っていたが、当の本人たちは楽しくマイペースに日々を送っているのではないかと思った。(文学部1年)
漫画は四コマ漫画特有のオチのないものの、ほんわかとした日常が描かれており、見ていて心温かな気持ちになりました。遠近法や活動的な体の動きなどが表現されており、私よりうまいなと感じました。(教育学部1年)
漫画を見て、とてもほっこりしました。また、夢屋の活動の方で畑のボコボコを畝ということを初めて知り、物知りだなと思いました。(教育学部1年)
障がいの有無に関係なく、誰もが楽しめるマンガで自分のことを表現するというのは非常にいい手段だと思った。マンガというのは文章を書いたり、構成したりするのが苦手な人でも自分を表現することができる手段の1つなので、このような取り組みも非常に効果的だと思った。(法学部1年)
この漫画を見て私が一番に感じたことは、これを描いた方はすごく心がしいんだろうなということです。友達がおやつを食べたそうな顔をしていたからあげること、畑仕事をして
植物にすくすく育ってほしいと思っていること。コミュニケーション力が人より少なかったりしたとしても、このような考えは私たちでもできないかもしれないなと思いました。
(文学部1年)