「共」に「生」きる。 in 阿蘇

第五話・ああなつかしき、「クロイツェル」。(ちなみにベートーベンは、オーストリアじゃなく、ドイツのボンで生まれたのであった!!)

「クロイツェル」と「春」             松五郎
話題は歌舞伎ではありませんが、
で夜8時から映画「マエストロ」を見てました。
一人の女性バイオリニストと、パトロン、楽器商
そして、楽器職人としてのマエストロをめぐる物語です。
マエストロは「このバイオリンでベートーベンは弾くな」というのですが、
生徒に楽器を斡旋し、リベートを受け取った収賄の罪で執行猶予中の彼女は、
最後、がらがらの演奏会場で、ベートーベンのバイオリンソナタ、
「春」を弾いてしまうのです。
彼女の「楽器を弾くのは、音楽家の感性と技術、楽器ではありません」
という言葉に納得させられました。
僕が最初に買ったクラッシックのLPレコードは
ベートベンのバイオリンソナタ、
「クロイツェル」と「春」のカップリングだったので、
映画の中で随所に「クロイツェル」がバックに流れて
とても懐かしく感じました。
話は変わるけど、はじめて買ったレコードは、今は亡き
ダヴィド・オイストラフ(V)とレフ・オーボリン(P)の演奏です。
何度も何度も聞いたものです。
今はLP盤はなく、同じ演奏者のものをCDで聞くようになりました。
今更ながら、LPレコードでしか出せない音ってありますね。
LPの音が懐かしいと思います。
わが家には他の演奏者を含め、
「クロイツェル」と「春」のカップリングCDが3枚もあります。
愛聴盤です。
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