「共」に「生」きる。 in 阿蘇

ナチュラル・ウーマンさんへ。『游人』は、造語です。

いつも、読んでいただきありがとうございます。
『游人』は、一応、造語でして、『遊』(しんにょう)ではなく「さんずい」にしたのが、ミソなのです。
そもそも、知的「障害」者の方たちは、小さいときなどとくに水遊びや温泉が好きな人が多くて(おそらく体が浮遊する感覚が楽しいのだとおもいますが)、まずそれを意味することから「さんずい」にしました。
そして、健常者の側は、「けっして船になってはならない」という『夢屋』の理念が、こめられています。
支援する側は、えてして船になり、行き先からすべて「保護」という名のもとに決定しがちですが、できるだけそうならないように心がけよう。あくまでも、「水」の役割をしながら、いっしょに見守りつつ、ただよっていけばそれでいいのではないのか。
と、ざっとそんなところです。

それと、もちろん『阿蘇』(あそ)とかけあわせ生まれた言葉が『游人(あそびと)』というわけです。

『游』をアレンジした「字」がありますので、それも載せときますね。
さんずいへんの隣で、帽子をかぶった二人は2000年に亡くなった二人の利用者TAKESHIさんとマサさんを表現しています。
第一回目の『游人の日』にはこの文字を書き込んだ布でコースターをつくり、三十人ほどの参加者に配りました。
今でも、その一枚は夢屋に飾ってあります。
ところで、「ナチュラルウーマン」さんもすてきな名前ですね。
キャロル・キング、私も大好きなのですが、そこから生まれたんでしょうか。
松浦理英子だったですか、小説もありましたけど。
あの歌、何回聞いてもジ~ンときますよね。
また、何か気づかれたら、コメントください。
今回は、ほんとうに、ありがとうございました。
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