「共」に「生」きる。 in 阿蘇

2008・7/15 NHK熊本放送局ディレクターのササキさんが、訪ねてこられました。

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みんなでお昼ご飯を食べたり、おしゃべりしたり、くつろいで帰られました。竹原のおじいちゃんからは自分史「前向きに阿蘇住まい」をいただき、満足そうでした。
また、「夢屋」には遊びに来るそうです。
待ってますよ、ササキさん。

こんなありがたいメールをいただきました。
ありがとうございました。

宮本 誠様
こんばんは!
今日は貴重なお時間をたくさん下さり、本当にありがとうございました。
しかも、お昼ごはんからおやつまで食い逃げフルコースをしてしまいました・・・。
めちゃめちゃ美味しかったです。図々しくてすみません!!
夢屋のみなさんの個性豊かなところ、味のある人柄にはいっぺんに惹かれてしまいました。
もう、言葉では言い表せない、オーラというか、生きているぞー!という存在というか、とにかく圧倒されました。
そして、宮本さんご自身の生き方や考え方のひとつひとつのお話は、私の想像を超えるものでした。
真正面から向き合って話して下さったことが嬉しく、自分にとっての衝撃も大きかったです。
「何が夢屋の特徴なのか」「今取り上げるという意味は何か」
最後のほうでそんなことに話が行きつきましたが、
帰りの車の中ではっと気づきました。ひとつ、確かに大きく、どこにもない特徴があります。
「トライトーン」です。
私はこれを読んだことをきっかけに、宮本さんの世界観と夢屋の活動にひきこまれたのです。
私の感じ方が間違ってなければ、これは番組を作る上で、テレビの前の視聴者の方に伝える時の大きなポイントになるはずです。
私は、「福祉番組」につきまとう、弱者を「救う」とか「やさしいまなざし」とかそういう予定調和の上から目線じゃなくて、
単純におもしろい!何が起こるのか知りたい!なぜそうなっているか知りたい! という
人の好奇心にこたえるような番組を見たいし、作りたいと思っています。
そういう意味で「トライトーン」の存在は大きな可能性です。
そして「夢屋」の取り組み。どちらにも、猛さんに対して、宮本さんが強烈に抱いておられる思いの深さが関わっていると知りました。
小説と作業所の運営を通じて、宮本さんが目指していること、今葛藤しておられること、伝えたいこと、
その焦点を伺いながら、障害者の人たちを取り巻く現在の問題との関連を掘っていけば
ふつうにテレビをつけた人の先入観を打ち破るような番組になると感じています。
まだ、番組になるときまったわけではなく、
なにひとつ確定しているわけではないのに、こんなにべらべら書いてしまいすみません。
でも、このことに関しても、宮本さんのアドバイスを仰ぐことができれば嬉しいです。
これから取材の方向性を考えてみます。
あとひとつ、今日宮本さんに聞けなかったことがあります。
義生さん、深雪さん、拓郎さんの障害はどういったものですか?
私の不勉強ですみません。重度の障害という風には見えなかったのですが、
そこに至るまでには色々なことがあったのでしょうか。
これから宮本さんの歴史の本を読みます。
長文になってしまいました。すみません。
またご連絡いたします。
本日はありがとうございました。
熊本放送局 放送部制作
ササキ

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