「共」に「生」きる。 in 阿蘇

部落解放文学賞小説部門の選者のおひとりである黒古一夫氏(もう一人は、立松和平氏)のブログにコメントを書いたところ、このようにお返事をいただきました。ありがとうございました。

選考会、おつかれさまでした「 (宮本誠一)
2008-04-14 09:16:35
はじめまして。
『涅槃岳』の作者、宮本です。
たまたま、「部落解放文学賞」で検索してみましたところ、黒古さんのブログを知りまして、拙著のことが書いてありましたので、興味深く拝見させていただきました。
貴重な批評の言葉、ありがとうございました。
くわしくは、機関誌「部落解放」で読めるとは思いますが、またいろいろとご感想、お聞かせ願えればありがたい限りです。
わたくし、熊本は阿蘇の地で障害者の作業所「夢屋」をやって、13年になりますが、よろしければこちらのブログも見ていただければ、さらにうれしいです。
それでは、書類の整理など、4月はいろいろたいへんだったかと思いますが、どうか、お体気をつけられて、ますます個性あるお仕事をされることをご期待しております。


不思議な世界でした。 (黒古一夫)
2008-04-15 05:39:44
 宮本さんへ
 まだ選評(立松和平氏との合評会)のゲラ刷りも出ていない段階なので詳しいことは言えませんが、作品を読んでいる最中、何だかとても不思議な世界に招かれたような気がしました。
「幻想」と「現実」が綯い交ぜになった場を舞台にした「人間讃歌」、とでも言えばいいでしょうか。僕の好みから言えば、もう少しドロドロした人間関係が描かれ、かつそれをどのように克服していくかの物語になっていた方がよかったのですが……。
 作業所のお仕事頑張ってください。
 今年は、7月の授賞式に行こうか、と立松氏と話し合っています。

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