「共」に「生」きる。 in 阿蘇

毎回、夢屋とかかわりの深い地域の方を紹介してます。今回は、夢屋をあたたかく見守り支えてくださっている最長老、竹原幸範さんです。

【ちょっと耳より・ご紹介コーナー】~第5回目~
今年初の「夢屋便り」新年号では、阿蘇町在住の《竹原幸範》さんをご紹介。
1.『この2月で90才になられると聞いていますが、長寿のひけつは何ですか?』
別にこれといったものはありませんが強いていえば親からもらった体質と前向きの
生活態度と継続性などが考えられます。
例えば「自分で煎った米ぬかを食べること」は30年続けて来ました。
2.『「前向きに阿蘇住まい」という自分史を作られていますね。
作られた時の苦労と作って良かったと思われることを聞かせて下さい』
90才を迎えるにあたり、世のため人のために前向きに努力したことを書きとめたいと思って書き始めましたが忘れて思い出せない事が多く残念に思いました。
良し悪しは別にして自分の生涯が一冊にまとまったことに満足しています。
(いろいろアドバイスしてくれた「夢屋」の宮本さんには感謝です。)
3.『日頃、善意銀行に寄付されたり、自然を守る活動をしたりされていますが、今度、
「夢屋」の引っこしに当たって、竹原さんの土地を貸していただくことになりました。
こういう奉仕の精神というか、ボランティア精神というか、そんなのは、どこで養われたものだとお思いですか?』
親からもらった性分としかいい様はありません。
自分で出来る範囲で世のため人のためになることに心が向くというだけのことです。
4.『今、一番の楽しみは何でしょう?』
身体の自由が出来なくなって残念なことも多いですが時間はたっぷりありますので
新聞を充分に読み各種の読書、最近覚えた「大人のぬり絵」などで一日を楽しんでいます。
同居人(娘)の充分に心のこもった世話で食事がおいしく毎夕の晩酌(焼酎)も永い楽しい習慣です。尚、毎朝仏壇の前で、暗誦した「讃佛偈(さんぶつげ)」を唱え、阿弥陀如来の御はからいにすがる心情も心強く思っております。

コメントはまだありません

TrackBack URL

Leave a comment