「共」に「生」きる。 in 阿蘇

阿蘇市障がい者福祉計画策定委員会へ出席してきました。いよいよ宮本も公務の仕事おさめでした。

策定委員の一人として、次の二点の意見を述べてきました。

①そもそも「計画」案とは、建築に例えれば「設計図」であり、そこでうたわれる趣旨や理念は、次の施策の「土台」となるべきものであり、当然実効性においては具現性がないといけない面も多々あるが、在る部分普遍性をもった確たる部分も求められ、阿蘇市の将来像と連関したものでないといけない。が、素案をみたとき、本来次の実践的段階で方策を練らねばならない部分と重複、もしくは錯綜をしてはいないだろうか。そこの整理をしておかなければならないと思われるが。

②当然この福祉計画は、おおもとは阿蘇市総合計画とのつながりの中で連動、発動されていくものと思われるが、阿蘇市がうたう「緑いきづく火の神の里」~国際環境観光都市を目指して~の中、諸目標として、七つの項目が挙げられている。そこでの第1節には、「自然と共生する環境都市づくり」が置かれている。ならばこの「自然との共生」がどう福祉における「人(健常者)と人(障がい者)の共生」と結びあうのか、一文でもいいから掲載すべきではないか。

といったことを述べてきたところ、非常に参考にしていただき、次の時点で意見をを充分考慮したうえで補足するとの約束を得ました。自分としても、たいへん意義ある会議となりました。関係者の皆様、おつかれさまでした。

 

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