「夕方、帰社。 パソコンを開いてツィッターを見ると、あるお店からのフォローが。 そのお店は障がい者の方がパンを焼いて自活してる作業所で、代表者のMさんとは7年前に会ったことがあるのです。たまたま森羅万象堂のツィッターをフォローしてくれたのです。
Mさんは小説を書いていて、いろんな賞も得ていて、たまたま私も小説らしきものを書いていて、正月、ある作家の先生に呼ばれて酒を酌み交わしたのです。
まさかこういう再会もあるとは!
今日は台風の風がいろんな時間のうねりを起こしているらしく不思議な一日でありました。」
この、ある作家の先生とは、宴のあったその年の暮れに亡くなられた直木賞作家の光岡明さんです。酒をたいそう飲み、いい感じで気持ち良くなっていた私は、同席していた新聞記者から後から聞いた話によると、「みっちゃーん、みっちゃーん」といって、頭を撫でくりまわしていたそうです(汗)。まさかあれが最後のご縁となるとは……。
しかし、何気なくフォローした相手が、なつかしいあの場でお会いしていた方とは。ツイッターもなかなかやるものです。いえいえ、こんなご縁をつくっていただいた光岡明さんにあらためてお盆を前に、心から合掌したいと思います。ほんとうにありがとうございました。