「共」に「生」きる。 in 阿蘇

2007年・新年のご挨拶です。

あけまして、おめでとうございます。
ご覧のように、ちょっと西に位置をずらした有明海と万田坑のご紹介で幕をあけましたが、こちら東の「夢屋」もこれまで同様、地道にコツコツとやっていけたらと思っております。
なかなか時代は急 …

炭鉱専用の鉄道跡が、一本、現在と過去をまるで今でもつないでいるようでした。

              
朽ちかけたレンガの壁、こびりついた鉄さび、骨格だけのライト、そんなものが、無言に何かを訴えてくる気がします。

坑口へ近づくにしたがい、どこからか地底の風が吹いてくるように感じます。

    
第二竪坑坑口です。ここから坑内へ降りていました。人員昇降、および排水、排気の用途として利用され、石炭は揚げていません。
深さは274メートルありましたが、閉山時、選炭場の土砂で埋め立てられました。

レールの上には、炭がん(石炭を運ぶ炭車)やケージ(竪坑の昇降用エレベーター)がポツンと置き去りになっていました。

     
閉山時の安全灯室です。
今も安全灯(ヘルメットライト)の充電器が現存しています。

浴室では、ススを落としホッと白い歯を見せる顔が見えてくるようでした。

        
レンガづくりの建物の中は水を打ったように静まり返っています。
ほぼ閉山になったときのままの状態で保存されているため、静寂とあいまって、耳をすませばそこに、かつての炭鉱夫たちの息遣いや表情まで見えてくるよ …

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