「共」に「生」きる。 in 阿蘇

日本現代詩人会詩投稿投稿【佳作】 宮本誠一「トライトーン」の選評です。浜江順子様、ありがとうございました。

【佳作】
宮本誠一「トライトーン」
 「音楽の悪魔」とも呼ばれる三全音(英語ではトライトーン)をひとつのドラマとして再現したこの詩は、「そう、あのときだって/………………………………」の転調してからのドラマが巧みだ。「やつは自分から/存在を/無音へ/ずらしちまったのさ」は、どういう後戻りできないある状態なのか定かではないが、その描写は「一度アームから ガタンと肘を落としちまえば/押しちまった核ボタンみたいなもので/もう後戻りできない」と、うまく嵌め込まれたドラマツルギーのようにこの詩で確かな役割を果たしていて、見事である。(浜江順子評)

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