「共」に「生」きる。 in 阿蘇

『ダスト・イマージュ』/その五

 「それ本当なのか?」  ぼくが、里子から予備校をやめるつもりであることを聞かされたのは、二人が入学した年も明けた新年早々彼女の家でだった。 「幸い、私の場合授業料分割にしてもらっているから、今度の新学期から辞めるのは都 […]