「共」に「生」きる。 in 阿蘇

2009・5/31の熊日新聞、「読者のひろば」に、代表宮本のインタビュー記事に対する感想が掲載されました。ご紹介します。

学びの場には「寛容性」願う
松尾和子さん(45歳)=非常勤講師(合志市)
この記事を読んだとき、衝撃が走った。
先日付本紙の障害者の作業所「夢屋」を運営している宮本誠一さんの言葉にである。
「障害」や「支援」について的確に語られており、その中身の濃さに心打たれるものがあった。
それは多分に宮本さんとトオルさんとの生々しく過ごした時間の中で培われたものに違いない。
きっと心と心のぶつかり合い、体と体のぶつかり合いがあったことだろう。
また文中にあるトレーニングで身につけることのできる「寛容性」。
そこに関係する「適応力」
それは社会という大きな輪の中に入る前の学校、家庭というひと回りずつ小さい輪の中でこそ、より良いトレーニングが積んでいける気がする。
現在、私はさまざまな理由で学校を後にした高校生や障害のある高校生とともに学ぶ時間を持っている。
彼らの対応には、いつも柔軟性が必要だと感じる。
自分を振り返ったとき、宮本さんの言葉を借りるなら、彼らを乗せる舟になりかけていたのかもしれない。
新たに自分を見つめる機会に恵まれたことに感謝である。
来春、YMCAに発達障害や高いハードルの学校になじめない中学を卒業した子どもたちの学びの場が開設されるらしい。
ここには「寛容性」を持った新しい価値観があることを願いたい。

実は、最近あることでちょっと落ち込んでいましたが、この記事が載っていることを知人から教えてもらい、拝見し、励まされました。
ここに書いてあることは、ある意味で理想です。
このような境地に私が到達しているわけではなく、あくまでも目指すもの、試行錯誤しながらも進んでいきたいなあ、という目標のようなものなので、これからもどうぞ、ご意見お寄せください。
松尾さん、ほんとうにありがとうございました。

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