「共」に「生」きる。 in 阿蘇

2025・『夢屋だより』(早春号/143号2/26発行)からの文章です。

草花の芽吹きがすぐそこに感じられる中、皆さまへ早春の御挨拶申し上げます。

〇2025.2/26  「夢屋」代表 宮本誠一

新年が始まり早くも二か月が過ぎようとしておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今年の風邪は「ヒトメタニューモウイルス」との名称の感染症が増加しているとのこと。そもそも1~3歳の幼児で流行することが多いそうですが、大人でも肺炎や気管支炎を引き起こすらしく、身近な人たちからも咳で夜も充分に眠れぬ大変さを聞いております。メンバーも日頃の予防が大切と手洗い、うがいを欠かさぬ日々です。皆さまの回復を心より祈っております。

さて、今年は年明け早々、フジテレビでのガバナンス(組織統治)の不十分さから引き起こされたタレントと社員との間の性加害とそれへの不適切な対応が取り上げられています。その根底には企業代表を始め、幹部らの長期留任から起こる弊害もあるようです。しかし考えてみればこのような問題はテレビ業界に限ったことではなく、様々な会社、行政や学校現場、高齢者や障がい者施設など、組織として運営されている場ではどこででも起こり得ることであり、自戒も込め、日頃から常に人権意識を強くもち運営していくことが大切ではと思った次第です。

今年度の『見守り隊』も大詰めです。4月に大きなランドセルを背負い、上り道を「きつい」と漏らしながら登校していた1年生が自分たちより先にさっさと歩く姿を見て、時がたつ中でのたしかな成長の早さに驚くばかりです。改めましてご家族の皆様の愛情、そして一人一人と寄り添い、かかわって下さってる学校職員の皆様のご苦労に感謝申し上げる次第です。

夢屋も1995年から数えて、丸30年になりました。夢屋をつくるきっかけとなった青年が亡くなり25年、生きていれば50歳を迎えます。その年には親しくしていたもう一人のメンバーもほぼ同時期に突然死され、喪失感の中で、一人になると決まって「ああ、どうして自分も連れて行ってくれなかったんだ」とつぶやいてばかりいました。教師をやめ「夢屋」を始めたことはよかったのか、何度問うても答えは出ず、そんな私を、今日もまた、その後やってきてくれたメンバーを始め、長きにわたりご支援下さるお客様や地域の皆様、そして行政や教育関係者の方々のお支えの下、過ごさせて頂いている日々です。感謝しかありません。本当にありがとうございます。それでは1月から4月までの行事(予定を含む)をご報告させて頂きます。

1/7 仕事始め。1/23 社会福祉法人熊本YMCA福祉会の理事会へ宮本が出席。

1/11 詩の発表場『夢イリュミナシオン』を夢屋HPに開設。熊本市から貴田雄介さんが参加。

1/21阿蘇市共同募金委員会様から赤い羽根募金のお礼状をいただく。

2/4日本現代詩人会の「詩の投稿」で宮本の『トライトーン』が佳作。『指』につづき2度目

2/12中島地利世さんの誕生日(通所23年目)3/3佐藤清子さん、3/5笹木博康さん誕生日。

4/1 夢屋の活動が開所から31年目に入る。(登下校時の『見守り隊』は4年目)

埼玉の下水道管破損による道路陥没事故、宇城市水源での有機フッ素化合物(PFAS)の検出、地域の人口流出と東京一極集中のさらなる進行など日本全体で考えていかねばならない問題が露呈してきています。また犯罪や事故など命にかかわる事件が都市部だけでなく地域でも増えてきているように思います。今こそ一人一人が知恵をしぼり幸せな未来はどうあるべきか足元から考えていかねばならないときかもしれません。夢屋も31年目を迎え、微力ではありますが皆様と一緒に歩んでいけたらと思っております。これからもどうかよろしくお願いいたします。

 

〇夢屋のお客様は皆さん、いつも配達のたびにあたたかな言葉をかけたり、紙にメッセージを書いてくださったりありがたいばかりです。そのお一人、裕子さんや博康さんの元小学校担任の児玉美紀先生の『夢屋だより(2024秋号)』への感想のお手紙をご紹介します。 

夏の研修会、おつかれさまでした。今回はメンバーさんたちのそれぞれの夢や希望を中心に発表されたようですが、和やかな雰囲気のなかでの意見交換になったようですね。

年々発表を重ねてこられ、メンバーさんの考え方、思いなどがしっかりしてきたなと皆さんがたくましく思えました。

また、参加された先生方の感想も年々深まりが感じられるなと、私にはたりない感性の豊かさを感じた次第です。私自身もそうですが、元担任だった先生方にとっては、教え子の成長をしっかりと感じられる嬉しい、ありがたいすてきな「場」で『教師をしていてよかった』としみじみ思えるしあわせな瞬間ではないでしょうか。(反省すべき点の方がずっと多いかもしれませんが…)

なによりもまず一番に感じる点は、メンバーの皆さんにとってこの研修会が、

たのしい!

存分に思いを伝えられる!

●なつかしい先生との再会!

の場であることです。その面からも「人権教育」の意義をしっかりと確かめることができると思いました。宮本さん、竹原さんに感謝です。

博康さんは「しょうらいの夢やもくひょう」が三つもあって、これからも楽しみながら、しゅぎょうをしっかりつづけてくださいね。

裕子さんの豪邸や国際結婚など、きっと得意なイラストにもいっぱい描いてるのでしょうね? 作品をためておいて「展示会」を開く夢も追加してみませんか。楽しいと思いますよ。

美早さんは高校のときの担任の先生とお会いできていて、懐かさいっぱいだったことでしょうね。先生も大きくなったあなたにまずびっくりなさったでしょう。それと、宮本さんから今のあなたの頑張りや日々の生活の様子や成長する姿などたくさんのことを話していただき、とても喜んでおられたことでしょうね。

地利世さんの田んぼへの転倒、危なかったですね~~。つづりから様子を想像し、さぞ怖かっただろう、さぞ痛かったろう、と心臓が縮まる思いでした。

ちょうどうちの身内の者がバイク事故にあい、入院していることも重なって、他人事ではなくぞっとしました。(太陽さんも入院されたことがありましたね)自分も注意せねば! と心を引き締めたところです。皆さんもお互い、気をつけたいですね。

それにしても、いつも地利世さんのつづりで感心するのは、今回は田んぼのおじいさんでしたが、毎日の暮らしの中で、いろいろな方とのつながりが感じられることです。読んでいてこちらまでほっこりした気持ちになります。皆さん、すてきなおたよりを本当にありがとうございました。

 

〇「弾丸ツアーのような一日」        ☆中島 地利世(チトセ)☆

前号のお便りで、地区の区役(清掃)に参加させて頂いたお話を書きましたが、それの日当代金を私も戴けるご連絡が来て、年末の29日に公民館に行ってきました。

思わぬ収入にビックリしましたが、早目のお年玉をいただいたような幸せな気持ちになりました。気分良く迎えたお正月の過ごし方は、一日だけ自由にすごせる時間が出来たので、久しぶりに光の森までお出かけして映画を観ることにしました。

当日の朝は、母が通所しているデイサービスの送迎車を見送ったあと、阿蘇駅から電車で「光の森」に行きました。年が明けて一週間はたち、平日ということもあってそんなに混んではいなかったので、移動する時は助かりました。

光の森に着いて、久々の『ゆめタウン』を目にするとワクワクして、店内をゆっくり見てまわりたかったのですが、時間の都合でお目当ての映画館に直行しました。その日の映画は木村拓哉さん主演の『グランメゾン・パリ』で、大好きな俳優の玉森裕太さんも出演していて連続ドラマの時から好きでずっと観ているシリーズなのですが、また映画化されて楽しみにしていました。予約と支払いもすですんでいて会員にも入っているためか、受付でヘッドホンを貸りる手続きをしたとき、「いつもちゃんと聞こえてますか」と親切に声かけしてくださいました。念のためトイレもすませ(笑)準備バッチリ!内容はやっぱり連続ハラハラの展開が面白くて、今回は新しく有名な出演者も増え、わざわざ観に来た甲斐があったと満足して会場をでました。今年は、春と夏にも観たい映画が上映される予定なので、こちらも今から凄く楽しみです。

その後、同じ建物にある「DAⅠSO光の森店」に寄りました。安くて便利なこの店が好きで、よく利用します。光の森店は阿蘇より品揃えが良いので、思わず長居してしまいそうになりましたが、この後 別の予定で行きたい場所があったので光の森駅に向いました。

「赤水駅」で降りて、そのまま『蛇石神社』まで歩いて行きました。

数年前に一度だけ家族で来たことあるのですが、その時は 誰一人いませんでしたが、今年はヘビ年ということもあり、夕方に近い時間帯にも関わらず、たくさんお参りしている人がいらっしゃいました。ですが、幸い並ぶこともなくスムーズにコースを歩いて、可愛らしい白蛇さまにご挨拶することが叶いました。念入りに健康祈願してきたので、今年は運気が上がると良いなと思います。

自転車で通所するようになって半年以上たちましたが、なかなか身体が慣れないもので、行き道は上り坂が多いこともあり、おまけに強めの向い風に煽られてペダルが重く感じ身体がポカポカ汗だくになるので、いつも上着を脱いで走ります。

今まで、寒い中 半袖で走っているランナーさんがいるのを見て、暑がりな私でも「寒くないのかな?!」と思っていましたが、今ならよくわかります。上着がない方がだんぜん動きやすいし、私の場合は脱がないと暑くて気分すら悪くなります。なので、雪の中でピンクのヘルメットを被り、半袖で自転車を必死に漕いでいる変わり者がいたら、それは私です。(笑)もしどこかでお見かけしたら「今日も頑張りよんな~」とクスッと笑ってもらえたら幸いです。こんな私ですが、今年も「夢屋」ともどもよろしくお願いします。

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