「共」に「生」きる。 in 阿蘇

長崎県大村市から洋菓子店経営の甘木阿津美さんご一家が訪ねてこられました。

甘木さんは、長崎県大村市で洋菓子店「シュクル・ボワ」を経営されていて、長崎県洋菓子協会会長を史上最年少で務められ、日本でも最年少会長でいらっしゃいます。 今回は阿蘇旅行も兼ね、お隣りの「オルモ」で食事をされた後「夢屋」も […]

気温が高かったせいか、雲は上昇気流にのって、あっというまに昇っていきました。

気持ちのいい、晴れ渡った天気でした。

游人たちの歌・第一章 幼い日の記憶と体験、そして北九州での出会いを経て 一、有明の海の底から

私は、一九六一年、熊本と福岡の県境、荒尾に生まれた。高度経済成長期の幕開けであり、翌年には、「総資本」対「総労働」という嵐のような激しい争議が、隣接した大牟田とともに城砦を奪い合い吹き捲った。私は言わば、その燃え滓ともい […]

游人たちの歌・第一章・二、茜さす地、北九州へ

高校を卒業後、私が選んだ場所は、かつて鉄鋼の街として、荒尾、大牟田と同じく、この日本を支えてきた北九州だ。  熊本にいるとき、いじめにあい、もっぱら内に引きこもりがちになり、人との関係をつくれずにいた私は、むしろこの北九 […]

游人たちの歌・第二章・一、阿蘇での新たな出発と『自閉症』という壁と向き合って。 一、一人の青年と始めた作業所づくり

一九七五(昭和五十)年、八月二三日、トオルは、この世に重度の自閉症児として生をうけた。熊本県阿蘇郡一の宮町立宮地小、一の宮中、そして阿蘇農業高校(現、清峰高校)を聴講生の形で卒業した後、阿蘇町の通所授産施設『くんわの里』 […]