「共」に「生」きる。 in 阿蘇

『エデュケイショナル・スノウ』その六

              第五の報告              総司令官閣下、ふたたび報告をCAN進学センターへともどします。いそがずにじっくり『ガッコウ』と『センター』を交互に見ていただくことが閣下にとりましても私ど […]

『エデュケイショナル・スノウ』その七

            第六の報告  閣下、第二の報告にありました作文について、あとでくわしくお話しする約束になっておりました。そこでこの報告文では、そのことについてできるだけご理解いただけるようご説明いたしたいと思いま […]

『エデュケイショナル・スノウ』その八

             第七の報告    総司令官閣下、この記録が、綾と健一が好きな海岸の砂浜へ遊びにいっているときのものであることを前もってお伝えしておかねばなりません。そうです、あの作文を書いたセンターの二人の生徒 […]

『エデュケイショナル・スノウ』その九

             第八の報告  総司令官閣下、この地域の学校では人権集会というものがときどきあります。臨時採用教員である木村が二番目に赴任した学校でのことです。そこは担任の教師が眼の角膜に穴が開くという重い病気に […]

『エデュケイショナル・スノウ』その十

               第九の報告  総司令官閣下、この地域の地理的象徴でもある内陸の湾岸に沿った、私鉄R駅の正面から道路に面した西側に、CAN進学センター・R局はあります。証券会社と化粧品会社、最上階には保険会社 […]