「共」に「生」きる。 in 阿蘇

夢屋だより2010年末号より~今年を終えるにあたって。  代表 宮本 誠一

今年も、残すところあとわずかとなりました。夢屋のビックニュースは、何といっても池邊美早さんが新しいメンバーに加わり、新風を運んでくれたことです。また地域とのつながりも増し、昼食会へのお誘いやお米を頂いたりすることは、何にも代えがたい喜びであり、支えになりました。そんな夢屋の10、11月、12月の活動を御紹介します。

10/15 阿蘇中央高校のJRCの2名が、文化祭打ち合わせに来ました。

10/18~20 阿蘇北中学校から職場体験(2名)。

10/23 読書感想文最終審査会に宮本が参加。熊本県ボランティアフェスティバルでパン販売。初めてラスタを焼き、販売。好評を得ました。) 

10/30 阿蘇(中央)高校文化祭に出店。JRCのメンバーとパン販売し、あっという間に完売しました。「図書館まつり」に宮本出席。野菜ty(のなてぃー)に長崎から宿泊者(3名)

11/6.7 北九州、福岡、長崎から野菜ty(のなてぃー)宿泊者12名。

11/8~10 一の宮中学校から職場体験(2名)

11/13.14 部落解放第24回熊本県研究集会に参加。

11/20.21 野菜ty(のなてぃー)に南阿蘇から宿泊者5名。

11/21.22 野菜ty(のなてぃー)に長崎から宿泊者2名。

11/27.28 野菜ty(のなてぃー)に益城町から宿泊者7名。

12/3 阿蘇市人権フェスタで出店と施設紹介をしました。

12/22 時計台のクリスマス会の招待をうけ、歌を披露してきました。

活動の中でも、出店でラスタを試作、販売したことは大きな収穫でした。夢屋のオリジナルパンにバターをたっぷり塗ったあと、キナ粉、黒砂糖、カスタード、黒蜜、シュガーの5種類をつくり、お客様にも好評でした。新作に腰の重い私を副代表の竹原を始め、メンバー皆が後押し(尻を叩き)協力しつくってくれ、まだまだやれる(笑)と自信をもった次第です。

また残念なこともありました。向かいにお住まいだった竹原親喜さん、そして教師時代も含め18年もの間、様々な形で支えて下さった松永けい先生が亡くなられたことは悲しい出来事でした。親喜さんは畑仕事をしているときや、年末年始のご挨拶に行った際、メンバーに気さくに声をかけていただき、地域と溶け込むきっかけを下さいました。けいさんは、夢屋を設立してからずっとパンを買っていただいただけでなく、赴任先の学校等で販売を広めるため注文を取りまとめていただいたり、配達に行った折り、いつもメンバーに笑顔で話しかけ、応援して下さいました。

自省も込めてですが、生前は当たり前のようにお受けしていたご支援の中、亡くなられて改めてその存在の大きさに気づかされます。ご健在のときこそ、もっともっと言葉を費やし、心をお伝えしておけばと悔やんでなりません。お二人に心より感謝の気持ちを捧げるとともに、ご冥福をお祈りしたいと思います。

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