「共」に「生」きる。 in 阿蘇

高森湧水トンネル公園へ行ってきました。

阿蘇五岳の南麓に高森町はあります。

明治29年(日清戦争直後)、軍事産業路線として、熊本・延岡間の鉄道敷説の話が持ち上がり、昭和37年、鉄道審議会が高森・日ノ影間の建設を決定し、昭和48年、高森・高千穂間について運輸大臣の認可が下り、高森トンネル(全長6480メートル)の工事が始まったということです。

ところが、昭和50年2月、トンネル入口から約2キロの坑内で毎分36トンの大量な出水が起こり、同時に町にある湧水8か所が枯れ、水道が断水してしまう事態となり、工事は一時中断しました。その後、高千穂線建設の計画事体、廃止となり、日本国有鉄道再建法案成立により、高森トンネルとその周辺を公園として整備し、掘削全長2055メートルのうちの550メートルを一般公開しています。

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