「共」に「生」きる。 in 阿蘇

真夏の夜の教え子との再会とおばあちゃんと見た花火

いよいよ、夢屋もブログをはじめたわけですが、道企画のアンディーさんには、いろいろ準備でお世話になりました。シーサーブログランキングで、最近、第一位になったばかりの彼が、手取り足取り教えてくれました。彼は「飛語宇理日記」というブログの中で、これまでも夢屋のことを紹介してくれてますし、もうかれこれ七年くらいの付き合いになります。
それはそうと、今日は、毎月何回か定期的に行っている夢屋利用者で高齢者の方のお見舞にスタッフと私とで阿蘇市内牧の病院へ行ってきました。
同じ病室の別のおばあちゃんとも知り合いになっていて、訪問するたびに、いろいろな昔話を聞かせてくれます。戦争中、朝鮮へ行っていた話や引きあげてくるとき漁村から小さな船を借りて、村の住民いっしょに福岡の海岸へついたこと。小さいときは、足が速くて陸上競技の選手で、内牧から今の宮地小まで歩いて通ってきていたことなどなど・・・。そんなとき、窓の外からなにやら耳に破裂音が。
そうです。この夜は、阿蘇では夏祭りがあっていて、花火が打ち上げられだしたのです。私はスタッフといっしょにおばあちゃんの手を引いて、十数年ぶりかに窓からひさしぶりに夏の色とりどりの火花の饗宴を楽しませていただきました。
すると、さらに驚くことが。そこへやってきた看護士さんが、「先生おぼえていますか?」と声をかけてくるではありませんか。
五年前、阿蘇郡医師会立准看護高等学校で作業所運営の傍ら非常勤講師をしていたときの教え子が、そこで働いていたのです。
前々から、似た人がいるなあとどこかで気にはなっていたのですが、ホント、うれしなつかしの対面になりました。私は、そのとき倫理社会を教えていたのですけど、いやあー、今思えば、いろいろやってきたもんであります。
まあ、夢屋の活動を十二年もやっていると、実にこんなふうにさまざまなことが起こります。このつぶやきの欄では、そんなことを肩のこらない感じで書いて、皆さんに伝えていけたらと思っています。どうか気軽に開いてみてください。

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