「共」に「生」きる。 in 阿蘇

2009.夢屋だより秋号~代表のあいさつ

おかげさまで、皆様のお力で実り多き収穫の秋を迎えさせていただきました。
心より、お礼申し上げます。     夢屋代表 宮本 誠一
周囲を見渡すと、早くも木々の葉が色づき、大地には初霜と、阿蘇の山々は冬を待つばかりといったところです。時のうつろう早さにただただ呆然とするばかりですが、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。さて、9月から11月まで「夢屋」も様々な行事、イベントに参画してまいりました。この場をかり、ご紹介させていただきたいと思います。

9/12~10/24 宮本が、阿蘇市読書感想文コンクールの審査委員として市長賞や教育長賞の選出にあたる。
9/14.15.16 阿蘇中学生徒(1名)が、職場体験。
9/30 セーフティクラブ刀川哲也さんを介し、白井典子さんから『典子は、今』DVDを頂く。
10/5.6.7 一の宮中学生徒(1名)が、職場体験。
10/7 熊本県人権同和政策課主催の人権学習研修会(司ビラパークホテル)でパン販売。
10/9 阿蘇高校JRCの学生が、文化祭での夢屋出店に向けての準備のため来訪。その際、小学校時から交流学習で知り合っていた学生とも再会し、なつかしむ。
10/19 碧水小学校の2年生とパンづくりの交流学習。
10/22 部落解放第23回熊本県研究集会のレポート発表に向け、宮本が県福祉センターで打ち合わせ。
10/26.27.28 阿蘇北中学生徒(2名)が、職場体験。
10/24 阿蘇市図書館まつりに審査員として宮本出席。
10/24 阿蘇ふれあいフェスタのステージで歌(『みんなマイダーリン』『坂道』『花』)を披露。手話や演奏(トライアングル、すず、タンバリン、ピアノ、ギター)も交え、大好評。
10/30 農業を営む近所の理解者や、熊本パイロットクラブのメンバー様より、お米の寄贈。
11/2 中島地利世の作文を使って内牧小学校6年生が人権学習の授業を行うことになり、本人に質問する形で、事前授業を実施。夢屋の理解と親交を深める。
11/4 阿蘇中学校から職場体験のお礼状をもって来訪(生徒1名、職員2名)。
11/7 阿蘇高校文化祭にてパンや本の販売。
11/10 内牧小学校「しいのみ学級」の児童が夢屋に来て、パンづくりなどで交流。
11/14.15 部落解放第23回熊本県研究集会(第3分科会)で、夢屋の実践をレポート発表。メンバー、スタッフも参加し、活発な論議が飛び交う。

以上のように、実りの秋にふさわしい収穫をたくさんいただいた3か月でした。とくに地利世さんの作文を、地元小学校の人権学習で使っていただいたことは、地域教材の掘り起こしという点に加え、何より生徒一人一人との交流が本来の夢屋運営の目的でもある「共生」という視点で深まりをもったことを実感でき、改めて日々の積み重ねの大事さを噛みしめた思いでした。
これからも、「地域の夢屋、阿蘇市の夢屋」を合言葉に、市民の皆様とともに歩んでいけたらと思っております。どうかご支援、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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