「共」に「生」きる。 in 阿蘇

いよいよ今年もあとわずか、12月10日発行の『夢屋だより』の挨拶文で締めさせていただきます。

~『夢屋だより』の文章から~

今年も大変お世話になりました。来年ももどうかよろしお願い申し上げます。
「夢屋」代表 宮本誠一

今年もいよいよあとわずかになってきましたが、例年になく暖冬ということで、農作物などにも様々な影響が出ているようです。皆様、お変わりありませんでしょうか。夢屋のメンバーたちはお陰様で大きな事故や病気もなく元気に活動させていただいております。さてそんな中、朗報が続きました。夢屋ではパソコンと車がそろそろ老朽化してきていたのですが、まず7月に熊本県社会福祉振興基金様から県福祉協議会を通しパソコン購入のための3分の2の補助を戴きました。次に丸紅基金様から三度目の応募でついに自動車購入のための100万円の補助をお受けすることができました。10月28日の贈呈式では、九州支社長の本郷様と支社長代理の上垣様が来訪され、メンバーの歌の披露などもあり、温かな会を催すことができました。これもまた、これまで夢屋を支えて下さったお客様、地域、行政の皆様のお力あってのことと感謝申し上げる次第です。改めまして各基金関係者を始め、阿蘇市の皆様へ心より御礼と感謝を申し上げる次第です。本当にありがとうございました。
それでは10月から来年2月までの行事のご報告(予定も含む)をさせていただきます。

10/2、熊本県社会福祉協議会から地域福祉課課長の角田信也さんと職員の奥田祥子さんが来られ、実績確認と見学をされていかれました。
10/28、丸紅基金贈呈式のため丸紅九州支社長の本郷孝博さん、支社長代理上垣雅裕さんが来訪。
11/16 古城小学校から六年(11名)が「共生」をテーマに夢屋で校外学習。
11/16~19、一の宮中学校から職場体験学習(2名)
12/1 阿蘇市人権フェスティバルに参加。日頃の活動の写真等などの展示とパン販売
12/7、宮地小学校からすみれ組1組(8名)がパンづくりを通じ交流学習。
12/14、宮地小学校からすみれ組2組(7名)がパンづくりを通じ交流学習。
1/18、山田小3年生(12名)が交流学習。
2/1、山田小5年生(11名)が交流学習。

さて、いよいよ来春には宮地小、坂梨小、古城小が統合され阿蘇市立一の宮小学校が開校されることとなりました。歴史ある学校が長く馴染んできた校名とともに幕を閉じるのは大変残念なことではありますが、少子化という時代の波は如何ともし難く、新学校での子どもたちが、ますます元気に生き生きあってほしいと願うばかりです。私も宮地小に2年間勤めさせていただきましたが、まず夢屋を開所するきっかけとなった発達障がいの下原猛さんとの出会いを作ってくれたのがその宮地小(彼はよく職員室に遊びに来ていました)ですし、既に一昨年閉校している中通小を始め、各学校へのパンの販売や夢屋だよりの配布、それに交流学習など20年間、各学校の職員や児童の皆さんはいつもメンバーたちを温かく迎えて下さいました。それは何よりも地域の根底に、お一人お一人の力によって長く育んでこられた温かな「共生」の精神があったればこそと思っているところです。この場をお借りして、歴々の学校関係者の皆様、そして地域の皆様へ深く御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

1件のコメント

  1. 誠ちゃんの活躍はじめて文章読みました。
    貴方らしく頑張っていますね。
    継続が命。体調を整えてp(^-^)q。

    従弟の繋がりもよろしくね。

    コメント by 井上千代子 — 2016年1月1日 @ 2:44 PM

TrackBack URL

Leave a comment